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Posted by ミリタリーブログ at

2023年10月20日

個人で製品を作るということ。

最近は家庭用3DPなどの普及によって、個人レベルでも製品に近いものを製造し販売する方々が増えて参りました。
ある意味で個人でも簡単にカスタムパーツを販売できる時代になったわけです。


私の場合は私個人が製造しているわけではなく、提携してくれている金属加工の工場へ諸々依頼をして生産してもらっています。
私が形状見本を自作したり図面を引いたりして、それを元に工場で試作。修正を繰り返して商品にするというながれです。
一昔前であれば法人の工場が個人を相手に物を製造してくれるなど考えられませんでした。


とはいえ、個人対法人の関係です。
本来ならば500個1000個と大量の生産を主として受注している工場に『50個でお願いします』と頭を下げて作ってもらっている状況です。

当たり前のことですが、500個1000個と作るのと50個作るのでは工場側の利益がまるで異なります。
しかも、試作を繰り返したり3Dデータを変更したりという手間そのものは、500個1000個と作る場合と50個しか作らない場合とでは大差がありません。

つまり、たった50個で生産をするということは、単純に考えても解るとおり『単価がかなり高くなる』のです。



しかしながら、残念なことにユーザーはそういった目では見てはくれないのが現状です。
1000個作って一般流通にのせ問屋を介して全国のショップに並ぶ商品も、50個しか作らず流通経路も持たずTwitterなどで地道に売り捌いている商品も、同列の価値・価格として比較されます。

なので結果的には私のような50個しか作らない個人メーカーは『高い生産単価を支払いつつも、販売価格をできるだけ低く設定して儲けを度外視する』という流れになります。

簡単に言えば、私たち個人メーカーのやっていることは『薄利少売』です。ぶっちゃけ何のために作っているのかもわからないほどにお金にはなりません。


現在販売中のセレクターロックも何故3700円(Twitter特価)という中途半端な額での提供となっているかといえば、利益を削れるところまで削っているからです。

車の趣味界隈ではそうした所謂「ガレージ商品/ガレージパーツ」のニッチな需要に理解が深く、薄利少売ではなく『厚利少売』が成立しています。
それに比べてトイガンの界隈はまだそのあたりに対して未成熟と言えます。

冒頭に書いたとおり個人でパーツを販売する方々が増えてきましたので、きっと10年……15年後にはそのあたりも変わってきているかも知れません。

でも、現状は厳しいとしか言いようがありません……残念ながら。

さて。
WEガスブロM14セレクターロックですが、第2ロット分の生産をもちまして生産終了といたします。
当方は常時在庫を持つような余裕はないため、売り切りにて終了となります。  


Posted by りかぷりお at 01:27独り言